2009年10月12日

クリスマス合奏に向けて

10月にはいって、ぐっと冷え込んできました。
まだ、少し気が早いようなのですが、生徒の皆さんは早くもクリスマス合奏の練習を始めています。

クリスマス合奏は、毎年20曲のプログラムを演奏していきます。
プログラムはじめは所謂、有名なクリスマスの曲、終わりにいくに従って、少し難度の高いクラシック曲になるよう構成されています。

少しでも長い間舞台に立てるように、生徒さん達のやる気を促進するようになっており、それで練習量が倍増!一気に成長する子もいます。

かたや、これが悪い方向に影響することもあります。
あまり練習量が伴わないまま、無理に背伸びして、難曲に挑戦していくと、逆に、適当練習が習慣化してまい、一気に基礎が崩れていきます。


難しい曲に挑戦するには、それ相応の練習量が必要。一日、2時間3時間は練習が必要になる場合もあります。
そんな長い練習時間に耐えられる原動力になるのは、「この曲を弾きたい!」という気持ち。


「このラデッキー行進曲ってやつは、お正月のウィーンフィルでカルロスおじさんが指揮していた曲?いいな〜」

「ミッキーマウスマーチ?運動会で踊った曲だ!」

などなど、それぞれ憧れの曲があるようです。


ただ最後まで舞台に残って弾いていたから、「かっこいい」というわけではありません。自分の出来る範囲の曲を、完璧に弾きこなして、自分なりに満足すること。自分のやりたい曲に向かって、目の前の課題を一つ一つクリアしていくことが、これからの成長につながります。

何年越しでもいい。いつか全曲弾きこなせるようになった、その時に、「少しずつ小さな事を積み重ねていくことが、大きなことにつながる」と本人に実感してもらえれば、と思っています。








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2009年09月27日

かめさん奏法

「先生、うちの息子のヴァイオリンのレッスンお願いします。
特に、高望みはしていない、めちゃめちゃ上手にならなくてもいいんです。ただ、長く、できるだけ長く、ヴァイオリンを続けて欲しいと思っています。」

今年の3月ごろでしょうか。そんな風に、親御さんからお話を受けて、5歳の男の子のヴァイオリンレッスンがスタートしました。


最初は、1時間立って、A線を弾くことが我慢ならず、お母さんとも喧嘩ばかり。家での宿題も、レッスンに来る直前に数回する程度。
レッスン中も、終了時間が早く来ないかと、時計ばかりチラチラ見ている状態ですので、教室の時計を裏向けにして、隠したりしていました(><)


そこで
「1時間のレッスンはとても無理ですので、小学生に上がるまで、40分間でお願いします」

ということになり、この子だけ毎週40分のレッスンにしています。




3月からはじめて半年。

「今日は『りんごりんご』のうたを、花丸ねらってきたよ!」
そういいながら今週のレッスンスタート。

何度か、つっかえつっかえしましたが、がんばって花丸をゲットパンチ

あっという間に、時計の文字盤の『8』のところに長針が回ってきました(13時から13時40分までのレッスンです)


「あれ、もう8の時間だよ!今週はちょっと練習してきたねえ。いい音が鳴るようになってきたよ」

というと、本人も充実した表情を浮かべていました。


決して早い進み具合とは言えませんが、自分のペースで少しずつ上達していく過程を楽しんでいる様子。
まだまだ練習不足で左手の指はふにゃふにゃですが、癖のないきれいなボーイングです。


園児からはじめると大人になるまでは長い長い道のり。

他人を目を気にして、スタート猛打ダッシュ、くたびれてしまって長〜い休憩の『うさぎさん』

止まらないスピードで歩きつづける『かめさん』


私としては、まわりの景色を楽しみながらの『かめさん奏法(走法)』で着実に実力を身につけていって欲しいと思っています。









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2009年09月13日

日頃からクラシックに親しむこと

うちの教室には男の子も女の子も、クラシック音楽が大好きな子供達がたくさん習いに来ています。

「教育にいいから、クラシックを好きになりなさい!」と誰かに命令されたわけでもない。
どうして、難解とされるクラシックに親しみが持てるのでしょうか。

その理由の一つには、どの家庭もご家族が揃ってクラシックファンというのがあります。

〜パパがクラシックお宅で、CDを毎日聴いている〜
〜ママが昔、オーケストラでビオラを弾いてて、音楽が大好き〜
〜ピアノの名手であるパパに憧れて〜
〜家ではいつもラジオのクラッシック局を聴いている〜
〜送り迎えの車のCDはご両親の趣味のクラシックCDが流れている〜
〜月に1回はコンサートを親が見に行くのでついていく〜

などなど。

「あっ!これはパパが聴いてたあの曲や。」「大好きなあの曲を弾いてみたいるんるん」という気持ちが、子供たちのレッスンの原動力になっているように思います。

私も小さい頃は、家族の影響でいつもサンサーンスの「子供のアルバム」、プロコフィエフの「ペーターと狼」、ヴィヴァルディの「四季」。食事中や余暇の時間にはいつも、音楽が流れている生活。お正月にはウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴いて育ちました。


この前の木曜にレッスンに来た、大学生の男の子。
とてもよく練習するし、指周りも早く、譜読みも早い。
ところが、もったいないことに、「リズム感」「テンポ感」が苦手なようです。

そこで「家でクラッシックとか聴く?」と聞いてみると

「いいえ、あまり。。葉加瀬太郎は聴くんですけど。。
でもクラシックが嫌いというわけではないんです。ヴァイオリン教本の曲を弾くと、その曲は好きになる。でも、いざ、何か別のクラシックを聴こうと思っても、何から聴いたらいいか分からない。」

今回のレッスンでは、日本にはない「ワルツ」のリズムに随分、手こずっていました(^^ゞ


幼少時に静かな田舎で暮らした人が、都会生活の中でも静けさを求めるように、小さい頃に耳に触れたものは、その人の体に染みついて離れないもののようです。

なかなか子供が音楽に興味を持ってくれなくて。。
という方は、ご家庭で自然にクラシックに親しめるような環境を持つことも、大切なのではないかなと思います。

「今からこの曲を流すから聴きなさい!」というと重いので、ごく自然に日頃からクラシックが流れている環境を作ってあげると、子供も自然に音楽に親しんでいくのではないでしょうか。

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2009年08月30日

発表会の写真

発表会の写真が出来上がってきました。
いつも所定の業者さんにお願いしており、合奏写真・合奏中の個人のアップ・個人写真のアップと全体図、を撮っていただいています。


日ごろ、「自分の弾いている姿を鏡で見てごらん!」
といっても、恥ずかしがったり、意地を張って直視しようとしなかったり、中には顔や髪形をみて百面相してふざけてばっかりの子もいます(^^ゞ

しかし、こういう機会があると客観的に自分の弾き姿を見ることができるので、とても参考になります。


特に、合奏中のアップの写真は、同じ曲の同じ箇所を弾いている状態で、前後左右のお友達と弾く姿勢を見比べることができます。

「このお友達と見比べてごらん!手首がぺちゃんこだよ。」
「肩が、肩あての下に収納されてないよ〜」
「ボーイングの肘がガクッと下がってるよ。すべり台みたい。」

それぞれの課題を、真摯に受け止めて、これからまた新たなチャレンジのスタートです。

発表会でパーフェクトに弾くことが全てではなく、発表会に向けて努力すること、発表会を経験して学んでいくことが大切。


人前で弾けたことが自信につながった子もいます。
謙虚な気持ちで、楽器に向き合えるようになった人も。。


発表会はあくまでも通過点。「綺麗な音で弾けるようになった!」「新しい曲に進んだ♪」「大きな音が出るようになって気持いい」など、日ごろのレッスンも、能動的に取り組んで、楽しさを発見していって欲しいです。


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2009年08月08日

発表会が終わり、お盆休みに入ります

今年の発表会も無事に終わり、明日から1週間、お盆休みに入ります。
皆さん、発表会お疲れ様でした。

今週のレッスンの様子は皆さまざま。
緊張感から解き放たれ、すっかりお休みモードの方もいれば、やる気に火がついて、休む間もなくたくさんヴァイオリンの宿題を持って帰った子もいました。



子供の合奏、「十人のインディアン」の様子です。

DSCF4001縮小.jpg



〜こんな感想をいただきました〜

発表会ありがとうございました。息子は、家に帰ってから、ビデオをテレビに接続して、自分の演奏を聴きながら、ヴァイオリンをだし、ビデオの自分と一緒に本当に楽しそうに弾いていました。
本当にありがとうございました。


〜大人の生徒さんからも、こんな一言〜

発表会お疲れさまでした。
無理かしらと思いつつ臨みましたがとても楽しかったデス(o・v・o)
ありがとうございました!
やっぱりバイオリン楽しいです。ゆっくり頑張っていきたいと思うのでどうぞよろしくお願いします
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2009年07月31日

発表会のお知らせ

表紙[縮小版].jpg
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2009年07月23日

いい友達関係

発表会を目前にひかえ、皆、最後の追い込みに入っています。


学校がお休みに入ったこともあり、昨日は午前中から8歳の男の子がレッスンにやってきました。

1週間前のレッスンでは、弓は斜めになるは姿勢は悪いは、雑音もギーギー。発表会で弾く順番ばかり気にして、気は焦るばかり。
「今さら慌てても仕方ないから、自分らしく堂々と弾くように」と、注意するも、最後には目に涙が。。



どうなることか思っていましたが、昨日のレッスンでは、しっかり暗譜で仕上げてきました。



聞くと、この土日に、一緒に発表会に出るお友達の上手な演奏を聞いて、危機感を持った、とのこと。お母様いわく、危機感というよりは、「悲壮な顔をして、演奏を聴いてました」(^^ゞ
自分より後から、ヴァイオリンを習い始めた子に、あっという間に抜かされてしまって、びっくりしたのでしょう。

いままでは2週間に1回しか練習しなかったのが、それ以来、3食毎に、メヌエットを練習したそうです。

おかげで、肘がぐっとはいって、姿勢もよくなり、弓をたくさん使えるようになり、その子らしいゆったりしたメヌエットに仕上がっていました。
自信を持って堂々と演奏すれば、難曲を弾かずとも、「あの人、音が大きくて、上手だったね!」と印象に残ることでしょう。


二人はとてもいい友達関係です。



posted by 住吉 光恵 at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

いつも良い子でなくてもいい〜自分を隠さないでほしいです〜

毎週、金曜のレッスンはやんちゃな男の子が1時間交代で続きます。

ちょっと弾けないと泣いたり怒ったり、逆立ちしたり、、もう言いたい放題やりたい放題です。

ああしなさい!こうしなさい!と注意すると、

「難しい、できひん」
「肘入れたらやりにくい。1回だけ自分流で弾かせてみて!」
「言われなくても、一生懸命やってる!!」

とか。これだけ主張してくれると、ある意味分かりやすい。
自分流で弾かせてみると、最終的には上手くいかないことに直面。
遠回り失敗を繰り返しながらも、私の指導に納得して、少しづつ上達していきます。

かたや、女の子は5〜6歳にもなると内と外を使い分けます。先生の前では、「いい子でいないと。『上手だね!』と褒めてもらわないと。」
と思うのでしょう。自分の本当の気持ちを隠してしまいます。

レッスンと関係のないことではとってもおしゃべりなのに、ヴァイオリンに関して注意をされると、「だんまり」。まさに黙秘権を行使パンチです。

「ドの音が低いに気づく?」「しーん」
「ほんとに、力を抜いて弾いてる?」「しーん」
「一生懸命やったけど、出来なかったの?」「しーん」

こうなってくると、指導が分かったのか分からないのか、集中してるのかしてないのか、、、表情を見てもまるでお人形さんのよう。
かわいいお目目だけがパチパチと瞬きして、心も体も表情も固まってしまっていて、これではなかなか上達が見込めません。お人形さんとのがまん比べです(^^ゞ

「先生が間違ってると思ったら、『違う!』と怒ってくれていいよ」
「1回でできなくても、全然カッコ悪くないよ!」
「分からないなら、大きい声で『分からない!』と言える人のほうが素敵なんだよ!」


怒っても泣いても、わがまま言っても、私はその子達のいつもの朗らかな姿を知っているますから、それで嫌になったり、逆上して怒ったりはしないので、本当の自分で私と向き合ってほしいなと思います。

大人の生徒の方では、男性も女性も、本当の自分を隠してしまう人がいます。心が閉じているので、やはり演奏姿勢も固まり気味。足も膝をピンと張ってしまっています。

同じところを間違えてばかりでも、「わはは〜、また今度」と笑い飛ばしてくれていいですし、先に進みたければ、どんどんやりたい曲を主張してください。私の指導がおかしな点があれば、「先生、それ違ってるんちゃいます?」と言ってもらえると、私も修正できて助かります。



社会人ともなると色んなしがらみのなかで、自然体でいることは難しいかもしれませんが、ヴァイオリンを弾く時だけは本当の自分でいてほしい。
格好つけずに、自然体で楽しんで欲しいです。

posted by 住吉 光恵 at 18:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

発表会の曲選び

今年の発表会は8月1日(土)と決まりました。

「次の発表会ではこの曲が弾きたい!」と早くから目標設定していた人は、日ごろの練習から着実に力をつけて、この時期には早くも目標を捕らえようとしています。

かたや、なにかイベントごとがなければ集中できないタイプの子もいます。いつもは自分の好きな曲を楽しく自由に練習。お披露目の機会となると、背伸びした曲にチャレンジして、そこで一気に実力をつけてきます。

「今年の発表会は初めて」の新入生は、とにかく毎日の練習を一生懸命がんばって、今の自分にできる限りの曲を選ぶと良いと思います。

あとは、とにかくいつでもマイペースタイプ。「んっ?発表会っていつだっけ?」と、周りの心配をよそにどこ吹く風。「難しくて長いのは練習が大変だから、これでいいや」で、レッスンの合格曲の続きのノリで曲を選びます。


大人から始めた方は、大勢の聴衆の前で一人で弾くのは、やはり恥ずかしい、楽しさよりプレッシャーのほうが勝ってしまうようです。
なかなか参加される方は、少ないのですが20代の方は、若いうちの今が著しい上達を期待できる時期です。無理はよくないですが、せっかくなので、このチャンスを逃さないように、発表にチャレンジしてほしいなと思います。

たとえば、今までは先に進むことばかり考えていた大学生の子も、一度人前で弾くことによって、「よりきれいな音で、人に聞かせる演奏ができるようになりたい」と、じっくり基礎に取り組むことができるようになり、前年とは見違えるように柔らかい音になりました。

大人の方には、子供の生徒さんとは、また違う聞かせ方がありますので、ゆったりとしたバロックや、しっとりとした外国民謡などを選曲するのが良いと思います。



8月1日が、ちょうどお誕生日の、8歳の男の子がいます。
かねてから発表会では「ハッピーバースデイ」を弾くと家族の皆に公言していました。
私としては、もう発表会も3回目なので、もう少しレベルアップした曲に挑戦してほしいなと思いながらの、昨日のレッスンを迎え。。

「発表会の曲どうする?ハッピーバースデイもいいけど、もう少しお兄ちゃんの曲に挑戦したら?最近、ちょっと上手になってきたし。。」

というと、

「そうやな、ハッピーバースデイはいつでも弾けるしな〜。メヌエットするわ。それやったら、毎日ここ(教室)に来ないとな」

とってものんびりペースの彼ですが、最近少し大人になったようです(^−^)
posted by 住吉 光恵 at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

演奏会のご案内 

京都フィロムジカ管弦楽団のエキストラとして、演奏会に参加します。


日時:2009年6月7日(日)
   午後13時開場 14時開演

場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:ロット「ユリウス・カエサル」への前奏曲
   
   ヘンデル 組曲「水上の音楽」

   メンデルスゾーン 交響曲3番「スコットランド」
posted by 住吉 光恵 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする