2011年02月27日

「できる」と信じて

自分が「必ずできる」と信じてじわっと努力すれば、何でもできるようになります。
自分が「できない」と思ってしまったら、いくら周りが言い聞かせても、できるようにはなりません。

無邪気な子供にとっては「できる」と信じることは当たり前のことなのですが、小学3年生をすぎたくらいから、いつしか自分の可能性に限界を引いてしまう時期がやってきます。


「一生懸命やってるけど、私にはできない!!」
そう言いきってしまう子もいます。

大人の方も同じです。
「私にはこの曲を間違えずに弾くことはできません」
私には、「この方は丁寧に部分練習を積み重ねれば、必ず1か月もすれば弾きこなすことができる」という確信があったとしても、本人が「できません!」そう言いきってしまわれると、どうしても成功の道へ導くことができなくなる。。。

気持ちの持ち方一つで、物事は大きく変化することを伝えていけたらと思うのです。





毎週金曜にやってくる女の子は来年、小学3年生を迎えます。
足がすらっと伸びて、とっても可愛らしくなってきました。

ヴァイオリンもとっても上手なのですが、成長とともに指先も硬くなってきて、指板を押さえる3番指がコロンと横向きにねてしまうようになりました。

これは大変、ということになり、
A線の3番「レ」の音を二分音符で、「れーれーれーれー」と弾くことから練習を始めました。

少し窮屈な格好で、「れーれー」練習。
「もう少し肘を入れて」「第一関節は丸く弦にぶらさがってるみたいに!」
と注意するも、なかなか上手くいきません。
もうちょっと粘ればできるのに、と思ってもすぐに諦めてしまい、もとの癖に戻ってしまいます。
レッスンが終わるや否や、物凄い早さで楽器をケースにパタンとしまってしまいました(>_<)


「大丈夫大丈夫。じわっと基礎練習したら2週間でうんと良くなるから!」
そう言って、親御さんとも年齢のことや気持ちの持ち方についてお話させていただきました。



さて、2週間後。
大変嬉しいことに、伸び伸びバッハのガボットを弾く彼女の姿を見ることができました。
一本一本の指が指板の上でしっかり立ちあがって、音程が抜群に良くなっていますぴかぴか(新しい)
お母さんがじわっと言って聞かせたのでしょうか。。それとも彼女の粘り勝ちでしょうか。。


その日のレッスンから、彼女は自分から「れーれー」練習のページを譜面台に開いて置くようになりました。






posted by 住吉 光恵 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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