2010年03月20日

be natural

ヴァイオリンを安定してきれいに構えられるようになるには時間がかかります。


ご存じのとおりヴァイオリンは肩にのせて、顎で挟む楽器です。
その時に、楽器が傾きすぎず、平らすぎず、肩あての両端が肩と鎖骨のあたりにがっしりとハマると安定します。

それには十分な肩甲骨の柔軟性、しっかりした背筋力と、あとは指板を押さえる強くて柔らかい筋肉が必要です。


格好つけようとか、張りきってアピールしたり、力に任せたりしない。
よく感覚を研ぎ澄ませて、ヴァイオリンに対して自然に体を合わせ、懸命に練習すると、1年もすればきれいなフォームを身につけることができます。


この「自然に」というのが子供達なりの競争社会(?)では難しいらしく、、長いことヴァイオリンをお勉強していても、楽器がアッチむいたりコッチむいたり。。(^_^;)
そこが、子供らしくてとっても可愛いのですが、安定して構えられるようになると、左手も早くしっかり押さえられますし、弓にも腕の重さを十分にかけることができ、よく楽器が鳴るようになります。


昨日は、1年生の女の子のレッスン日でした。

ヴァイオリンの勉強をはじめて1年弱。最初はボーイングで手首をコロがすのに悪戦苦闘。
しかし、じっくり取り組む性格の子で、大変ねばってボーイングを習得した後は、うなぎのぼりで上達しました。

昨日の課題曲は「ブーレ」
地道な練習の成果もあり、強さも柔軟性もついてきたのでしょう。
楽器がびたっと体にハマり、自然と弓をもつ肘が上がりました。

「弓のうごきに逆らわずに、しぜんに先まで弓を走らせて。おひさまの作るかげのように、地面に弓をおっことしてみたら」
とアドバイスすると、

通して弾いた後、一言。

「なんか台の上に乗った気がした!
なんかね、台の上にのって弾いた感じがしたんだってば。」


「うん。気持ちはよくわかるよ」

クスクス笑っているママに
「ホントなんだってば〜ダッシュ(走り出すさま)


肘をピンと張って、弓先まで伸び伸びと弾けたのでしょう。子供の感性は本当に素晴らしいものですね。
















posted by 住吉 光恵 at 19:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして
やよいと申します
いつも楽しく拝見しています
バイオリンを始めて2ヶ月の大人のものです
実は肩当(持っています)のことで悩んでいるのですが
私の先生は「やよいさんはいかり肩なので肩当はいらないですよ」とおっしゃって使用していません
同じ教室の他の大人の生徒さんから「肩当をした方が、余分な力が入らないで弾けるよ」教えていただいたのですが・・・
実際、身体にフィットすると、とても楽なような気がいたしました
まだまだ初心者なので、よく分かっていない部分もあるのですが、このような場合、先生に肩当をしてみたい、というお話をしていいものでしょうか?
大人と子供では肩当に関しては違うものなのでしょうか?
Posted by やよい at 2010年04月07日 21:16
書き込みありがとうございます。

やよいさんの「いかり肩」具合がわからないので、なんとも言えませんが(笑)、たしかに最初の段階では肩あてがあったほうが、弾きやすいかもしれません。

色々な形状のものがあるので、なるべくぺったんこの形の肩あてなら体型に合うのではないかと思います。(少し値ははるのですが、マッハワンなどはお薦めです)


肩あてをつかわずに、指導される先生もおられますが、同じ教室の他の生徒さんが肩あてをされているのでしたら、お話を切り出しても差し支えないかとは思いますよ〜
Posted by 住吉 光恵 at 2010年04月07日 23:58
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