2010年11月29日

自分との戦い

私はいつも生徒がいつも間違えてしまう箇所に、色鉛筆で丸印をしたり、インデックスシールを貼りつけておきます。


翌週のレッスンの時に、それを必ず修正してくる人と、毎回のレッスンで同じ所でつまづいてしまう人。
半年〜1年もすると、その両者の差はびっくりするほど大きくなります。
自分の苦手なところから逃げ出したい自分に勝つか負けるか。
ヴァイオリンの自主練習は、まさに自分との戦いだなと思います。





クリスマス合奏の課題曲、ビリーブの前奏部分で、サートポジションの難しい指使いの箇所があります。


今週のレッスンで、ある女の子に「できるようになった?」といって弾かせてみると、
その難しいフレーズをとりわけ自信満々に朗々とヴァイオリンを響かせて聴かせてくれました。
ぴかぴか(新しい)
一緒に隣で弾いていた女の子を、リードしてくれたのでしょう。一音一音しっかり弓を擦りつけて大きな音で弾いて、なんとか二人の音を一つにしようとするその姿を、大変頼もしく思いました。




楽したい弱い自分に流されず、いつも立ち向かっていく強い気持ちを持っている子の上達ぶりはまったくもって目覚ましいものです。

posted by 住吉 光恵 at 00:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月14日

自分が楽しむために

クリスマス合奏では、20曲の発表曲がありそれを最初のプログラムから順番にこなしていきます。

練習が間に合う人は、20曲目まで参加できますし、まだ初めて間もない人や練習時間の少な目の方は、間違えずに弾けるところまでの参加になります。

きちんと練習を積んで臨んだ合奏は、大変充実したものになります。
ビックサウンドに包まれる喜び、自分の好きなメロディー部分を思う存分歌えると気持ちいいし、難しいパッセージの流れに上手くのっていけた時の、達成感は大変大きなものですグッド(上向き矢印)
メロディーを弾いているときに、他のパートのハーモニーを耳で拾って、合奏者全員の作り出す音楽を感じることができたら、さらに楽しくなることでしょう。



周りの音を聴く余裕を持って合奏会に臨んだ経験がある人は、地道なパート練習にも努力は惜しみません。不十分な練習で、合奏に参加することには満足できないようです。
「20曲目もトライしてみる?」
ときくと
「やるだけやってみる。練習が間に合わなかったら、本番はお客さんになって聴いとく」
という返事が返ってきます。


こうなったら、独り立ちまであと一歩。
合奏準備にも手がかからなくなってきます。



しかし、まだ余裕の無い状態、自分が弾くので精一杯の人は、練習時間が不十分なのに、背伸びしてしまい、間違え回っているのに
「せんせい、はやく花丸ちょうだい。次の曲ちょうだい」
と言い出し、「だめよ」と言われると、泣きべそをかいたり怒ったり(^_^;)


まだまだ世話のかかる、かわいらしい生徒。精神的に成熟できるように、手とり足とり、褒めたっり怒ったり、せつせつと言い聞かせたりの繰り返し。



何年かすると、自分が楽しむために一生懸命練習をすることを理解してるようになります。

posted by 住吉 光恵 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする