2009年12月28日

好きこそものの上手なれ

今年もクリスマス合奏が無事に終わりました。

「やれやれ合奏会が終わった」とばかりに、充電期間でのんびりする方がおられる傍ら、ますますやる気に火がついた子がいます。

合奏会が終わった次の日から、さっそくレッスンにきて、来年夏の発表会の曲を「これ!」と目標を定め、練習に取り掛かった女の子。
年末年始はおじいちゃんおばあちゃんの家に、ヴァイオリンを持っていって練習するとのこと。
とても熱心です。


また、合奏会では練習が間に合わなかったけれど、
「ニューイヤーコンサートでやってる『ラデッキー行進曲』が弾きたい!楽譜を取りにいってもいいですか?」
という子もいました。
お家でお正月に家族の皆に聴いてもらうそうです。



二人ともとてもヴァイオリンが上手です。人と競争しようと思ったり、無理に背伸びして格好つけたり、自慢しようとしたり、そんなことには興味のない彼女たち。

ただ純粋に音楽が好きで、ヴァイオリンを弾くことが楽しくて仕方ない、合奏することが大好きハートたち(複数ハート)


来年の発表会は彼女達がトリを飾ることでしょう。


「好きこそものの上手なれ」とはこのことですね。


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2009年12月19日

クリスマス合奏の案内

program.jpg
posted by みつえ at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

この指とーまれ!

ヴァイオリンの指板を押さえるときの1番指(人差し指)、
「この指とーまれ!」とばかりに、お空を向いていることはないでしょうか。


今日、指導させていただいた小学1年生の女の子の1番指もそう。
園児のころから比べると、急に背が伸び、お姉さんらしくなってきました。かわりに、といってしまっては何ですが、手先は徐々に硬くなってきます。

この現象は、小学生からヴァイオリンを習い始めた子や、園児でも急に体が大きくなった子、特に先を急いで譜を読んでしまう生徒さんに多い。

ヴァイオリンの指板を押さえるには、非常に柔らかくて強い筋が必要で、その為には、小さい紅葉のような可愛いお手手で、簡単なフレーズを忍耐強く、何度も何度も繰り返し、繰り返し。。

その子もお家で繰り返し繰り返し練習している時に、ママが横から、
「1番指がピンと立ってるよ。もっと肘をいれなさい」
と注意すると、猛然と怒って、言うことを聞いてくれないそう。


小学1年生ともなると、ある程度自分の信念をもって練習しているそうで、それを実践しているときに、横から水を差されると、とてもとても腹が立つのだそうです。



「最近は喧嘩になってしまうので、家での練習は子供の自主性にに任せています。その代り、赤鼻のトナカイは10回、雪だるまのフロスティは10回、と具体的に練習回数を紙に書いて、宿題にしてください」

と親御さんからのお願いを受けて、今日もレッスンの終わりに、練習回数を約束してきました。


想像力が豊かで、とても頭のいい女の子。
「鉄腕アトム」の和音の練習をしていて、1番指がたっていると、和音が上手くいかないことに気がついたようです。
注意しなくても、自主的に何とか直そう、努力する様が見られました(^−^)

ヴァイオリンの魅力の一つである和音。
左手の押さえ方の矯正にもなるし、構え方やボーイングも正されます。練習する過程が次につながる、ということに本人が気づいてくれることを信じています。




posted by みつえ at 22:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

己を知ること

今週は、自転車の事故で大きな怪我をした男の子が、元気に復帰してレッスンにやってきました。

以前は、お友達に追いつこうと無理に背伸びしたり、周りの人に甘えてしまうところがあったり。
練習量や実力に見合わない曲を弾きたいとタダをこねて、周りを困らせたこともありました。

しかし、大きな怪我を乗り越えて、少し自分のことを見直すことができたようです。

すっかり落ち着いて、真剣にヴァイオリンに取り組むことができるようになりました(^−^)

お友達を意識して、簡単な曲を馬鹿にしていたのが、
「クリスマス合奏は、簡単なパートから完璧に弾く。のんびりしてたら、難しい7曲目を練習する時間がなくなるね!」


今の自分の実力と、自分のおかれた状況などの現実ちゃんと把握して、地に足をつけて練習できるようになったので、これからはめざましい上達も期待できます。

ヴァイオリンのネックをぐっと握りしめて、離そうとしなかったのに、昨日は

「ヴァイオリンの首を持つ手を、ぷっくり紙風船みたいにまるめると、早く弾けるよ。」

と注意しました。
すると素直に言われた通り弾いてみた後、こう一言。
「ほんまや!!」


あんなに頑なに受け入れなかった注意を、すっと吸収してくれました。
本当にビックリ!



音楽を愛する気持ちと、ありのままの自分を受け入れる素直な気持ちがあれば、ヴァイオリンは誰でも上手になる、ということを再確認しました。


よく就職活動で、自己分析ということをしますが、ヴァイオリンをはじめるにあたっても、己を知ることはとても大切です。

例えば大学生からはじめた生徒さんなどは、早く上達したいという気持ちがとても強い。

しかし、親から半分独立したような状況で、自信過剰すぎたり、少し注意されると卑屈になってしまったり、就職に対する不安、、精神的に難しい年頃です。

レイトスターターの「基礎をつけつつ、難曲に挑戦したい!」との要望は、私も頭を悩ませるところ。

なせならヴァイオリンはとび級はできないからです。
体の硬い大人が基礎をつけるには、やはり子供と同じように簡単なことを何カ月も繰り返す、忍耐強さが必要で、その過程を楽しむには、やはり自分の周りの現実をきちんと把握することができる成熟した社会人でなければなりません。


子供と違って、徹底的に詰めることもできず、私が願うは、本人の精神的成長です。

社会人になって2〜3年もすると、色々な経験、色々な人との関係を築くことで、見識も広くなり、現実を正しく把握できるようになるのでしょうか。ここでまたぐっと上達するケースもよくあります。











posted by みつえ at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月25日

自分ではできてるつもりでも。。

ヴァイオリンのレッスンは1週間に1回。
課題曲を与えられて、それを1週間、自宅で個人練習して、レッスンに臨みます。

お家での自主練習に、よほど自信があったのでしょう。

今週のレッスンでは、

「先生、この曲、一人で弾けるようになった!一緒に弾いてくれなくていい」
と強気発言する女の子。

また、来るなり、長くて難しいフレーズを、得意げに一気に弾きとおす子もいました。


しかし、自分ではできているつもりでも、たまにそれが勘違いであったり、練習の方向性が間違っていたりすることがあります。

それを私がレッスンで細かく指摘すると、とても傷ついて、がっかりするよう。
いつも楽しみにしている御褒美のキャンディーももらわず、意気消沈して帰る子。
目に涙をいっぱいためて、楽器を挟んだまま立ち尽くす子もいました。


きっと、かっこいい曲を少し弾けるようになって、自分で得意になってしまたのでしょう。何回も弾くうちに気持ち良くなって、基礎がおろそかになってしまっていることはよくある話です。

私も、せっかくの練習が仇になってしまう気持ちはとても良く分かるので、指摘する側も心が痛みます。
しかし、実力のある子、ヴァイオリンが大好きな子、だからこそ、そういう勘違いがあるもの。
こちらも彼女たちにには期待していますので、これにめげずに、謙虚な気持ちで練習に励んで欲しいと思います。



「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

という言葉があります。私の好きな言葉です。


posted by みつえ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

クリスマス合奏に向けて

10月にはいって、ぐっと冷え込んできました。
まだ、少し気が早いようなのですが、生徒の皆さんは早くもクリスマス合奏の練習を始めています。

クリスマス合奏は、毎年20曲のプログラムを演奏していきます。
プログラムはじめは所謂、有名なクリスマスの曲、終わりにいくに従って、少し難度の高いクラシック曲になるよう構成されています。

少しでも長い間舞台に立てるように、生徒さん達のやる気を促進するようになっており、それで練習量が倍増!一気に成長する子もいます。

かたや、これが悪い方向に影響することもあります。
あまり練習量が伴わないまま、無理に背伸びして、難曲に挑戦していくと、逆に、適当練習が習慣化してまい、一気に基礎が崩れていきます。


難しい曲に挑戦するには、それ相応の練習量が必要。一日、2時間3時間は練習が必要になる場合もあります。
そんな長い練習時間に耐えられる原動力になるのは、「この曲を弾きたい!」という気持ち。


「このラデッキー行進曲ってやつは、お正月のウィーンフィルでカルロスおじさんが指揮していた曲?いいな〜」

「ミッキーマウスマーチ?運動会で踊った曲だ!」

などなど、それぞれ憧れの曲があるようです。


ただ最後まで舞台に残って弾いていたから、「かっこいい」というわけではありません。自分の出来る範囲の曲を、完璧に弾きこなして、自分なりに満足すること。自分のやりたい曲に向かって、目の前の課題を一つ一つクリアしていくことが、これからの成長につながります。

何年越しでもいい。いつか全曲弾きこなせるようになった、その時に、「少しずつ小さな事を積み重ねていくことが、大きなことにつながる」と本人に実感してもらえれば、と思っています。








posted by みつえ at 13:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

かめさん奏法

「先生、うちの息子のヴァイオリンのレッスンお願いします。
特に、高望みはしていない、めちゃめちゃ上手にならなくてもいいんです。ただ、長く、できるだけ長く、ヴァイオリンを続けて欲しいと思っています。」

今年の3月ごろでしょうか。そんな風に、親御さんからお話を受けて、5歳の男の子のヴァイオリンレッスンがスタートしました。


最初は、1時間立って、A線を弾くことが我慢ならず、お母さんとも喧嘩ばかり。家での宿題も、レッスンに来る直前に数回する程度。
レッスン中も、終了時間が早く来ないかと、時計ばかりチラチラ見ている状態ですので、教室の時計を裏向けにして、隠したりしていました(><)


そこで
「1時間のレッスンはとても無理ですので、小学生に上がるまで、40分間でお願いします」

ということになり、この子だけ毎週40分のレッスンにしています。




3月からはじめて半年。

「今日は『りんごりんご』のうたを、花丸ねらってきたよ!」
そういいながら今週のレッスンスタート。

何度か、つっかえつっかえしましたが、がんばって花丸をゲットパンチ

あっという間に、時計の文字盤の『8』のところに長針が回ってきました(13時から13時40分までのレッスンです)


「あれ、もう8の時間だよ!今週はちょっと練習してきたねえ。いい音が鳴るようになってきたよ」

というと、本人も充実した表情を浮かべていました。


決して早い進み具合とは言えませんが、自分のペースで少しずつ上達していく過程を楽しんでいる様子。
まだまだ練習不足で左手の指はふにゃふにゃですが、癖のないきれいなボーイングです。


園児からはじめると大人になるまでは長い長い道のり。

他人を目を気にして、スタート猛打ダッシュ、くたびれてしまって長〜い休憩の『うさぎさん』

止まらないスピードで歩きつづける『かめさん』


私としては、まわりの景色を楽しみながらの『かめさん奏法(走法)』で着実に実力を身につけていって欲しいと思っています。









posted by みつえ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

日頃からクラシックに親しむこと

うちの教室には男の子も女の子も、クラシック音楽が大好きな子供達がたくさん習いに来ています。

「教育にいいから、クラシックを好きになりなさい!」と誰かに命令されたわけでもない。
どうして、難解とされるクラシックに親しみが持てるのでしょうか。

その理由の一つには、どの家庭もご家族が揃ってクラシックファンというのがあります。

〜パパがクラシックお宅で、CDを毎日聴いている〜
〜ママが昔、オーケストラでビオラを弾いてて、音楽が大好き〜
〜ピアノの名手であるパパに憧れて〜
〜家ではいつもラジオのクラッシック局を聴いている〜
〜送り迎えの車のCDはご両親の趣味のクラシックCDが流れている〜
〜月に1回はコンサートを親が見に行くのでついていく〜

などなど。

「あっ!これはパパが聴いてたあの曲や。」「大好きなあの曲を弾いてみたいるんるん」という気持ちが、子供たちのレッスンの原動力になっているように思います。

私も小さい頃は、家族の影響でいつもサンサーンスの「子供のアルバム」、プロコフィエフの「ペーターと狼」、ヴィヴァルディの「四季」。食事中や余暇の時間にはいつも、音楽が流れている生活。お正月にはウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴いて育ちました。


この前の木曜にレッスンに来た、大学生の男の子。
とてもよく練習するし、指周りも早く、譜読みも早い。
ところが、もったいないことに、「リズム感」「テンポ感」が苦手なようです。

そこで「家でクラッシックとか聴く?」と聞いてみると

「いいえ、あまり。。葉加瀬太郎は聴くんですけど。。
でもクラシックが嫌いというわけではないんです。ヴァイオリン教本の曲を弾くと、その曲は好きになる。でも、いざ、何か別のクラシックを聴こうと思っても、何から聴いたらいいか分からない。」

今回のレッスンでは、日本にはない「ワルツ」のリズムに随分、手こずっていました(^^ゞ


幼少時に静かな田舎で暮らした人が、都会生活の中でも静けさを求めるように、小さい頃に耳に触れたものは、その人の体に染みついて離れないもののようです。

なかなか子供が音楽に興味を持ってくれなくて。。
という方は、ご家庭で自然にクラシックに親しめるような環境を持つことも、大切なのではないかなと思います。

「今からこの曲を流すから聴きなさい!」というと重いので、ごく自然に日頃からクラシックが流れている環境を作ってあげると、子供も自然に音楽に親しんでいくのではないでしょうか。

posted by みつえ at 13:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

発表会の写真

発表会の写真が出来上がってきました。
いつも所定の業者さんにお願いしており、合奏写真・合奏中の個人のアップ・個人写真のアップと全体図、を撮っていただいています。


日ごろ、「自分の弾いている姿を鏡で見てごらん!」
といっても、恥ずかしがったり、意地を張って直視しようとしなかったり、中には顔や髪形をみて百面相してふざけてばっかりの子もいます(^^ゞ

しかし、こういう機会があると客観的に自分の弾き姿を見ることができるので、とても参考になります。


特に、合奏中のアップの写真は、同じ曲の同じ箇所を弾いている状態で、前後左右のお友達と弾く姿勢を見比べることができます。

「このお友達と見比べてごらん!手首がぺちゃんこだよ。」
「肩が、肩あての下に収納されてないよ〜」
「ボーイングの肘がガクッと下がってるよ。すべり台みたい。」

それぞれの課題を、真摯に受け止めて、これからまた新たなチャレンジのスタートです。

発表会でパーフェクトに弾くことが全てではなく、発表会に向けて努力すること、発表会を経験して学んでいくことが大切。


人前で弾けたことが自信につながった子もいます。
謙虚な気持ちで、楽器に向き合えるようになった人も。。


発表会はあくまでも通過点。「綺麗な音で弾けるようになった!」「新しい曲に進んだ♪」「大きな音が出るようになって気持いい」など、日ごろのレッスンも、能動的に取り組んで、楽しさを発見していって欲しいです。


posted by みつえ at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

発表会が終わり、お盆休みに入ります

今年の発表会も無事に終わり、明日から1週間、お盆休みに入ります。
皆さん、発表会お疲れ様でした。

今週のレッスンの様子は皆さまざま。
緊張感から解き放たれ、すっかりお休みモードの方もいれば、やる気に火がついて、休む間もなくたくさんヴァイオリンの宿題を持って帰った子もいました。



子供の合奏、「十人のインディアン」の様子です。

DSCF4001縮小.jpg



〜こんな感想をいただきました〜

発表会ありがとうございました。息子は、家に帰ってから、ビデオをテレビに接続して、自分の演奏を聴きながら、ヴァイオリンをだし、ビデオの自分と一緒に本当に楽しそうに弾いていました。
本当にありがとうございました。


〜大人の生徒さんからも、こんな一言〜

発表会お疲れさまでした。
無理かしらと思いつつ臨みましたがとても楽しかったデス(o・v・o)
ありがとうございました!
やっぱりバイオリン楽しいです。ゆっくり頑張っていきたいと思うのでどうぞよろしくお願いします
posted by みつえ at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする