ちょっと弾けないと泣いたり怒ったり、逆立ちしたり、、もう言いたい放題やりたい放題です。
ああしなさい!こうしなさい!と注意すると、
「難しい、できひん」
「肘入れたらやりにくい。1回だけ自分流で弾かせてみて!」
「言われなくても、一生懸命やってる!!」
とか。これだけ主張してくれると、ある意味分かりやすい。
自分流で弾かせてみると、最終的には上手くいかないことに直面。
遠回り失敗を繰り返しながらも、私の指導に納得して、少しづつ上達していきます。
かたや、女の子は5〜6歳にもなると内と外を使い分けます。先生の前では、「いい子でいないと。『上手だね!』と褒めてもらわないと。」
と思うのでしょう。自分の本当の気持ちを隠してしまいます。
レッスンと関係のないことではとってもおしゃべりなのに、ヴァイオリンに関して注意をされると、「だんまり」。まさに黙秘権を行使
「ドの音が低いに気づく?」「しーん」
「ほんとに、力を抜いて弾いてる?」「しーん」
「一生懸命やったけど、出来なかったの?」「しーん」
こうなってくると、指導が分かったのか分からないのか、集中してるのかしてないのか、、、表情を見てもまるでお人形さんのよう。
かわいいお目目だけがパチパチと瞬きして、心も体も表情も固まってしまっていて、これではなかなか上達が見込めません。お人形さんとのがまん比べです(^^ゞ
「先生が間違ってると思ったら、『違う!』と怒ってくれていいよ」
「1回でできなくても、全然カッコ悪くないよ!」
「分からないなら、大きい声で『分からない!』と言える人のほうが素敵なんだよ!」
怒っても泣いても、わがまま言っても、私はその子達のいつもの朗らかな姿を知っているますから、それで嫌になったり、逆上して怒ったりはしないので、本当の自分で私と向き合ってほしいなと思います。
大人の生徒の方では、男性も女性も、本当の自分を隠してしまう人がいます。心が閉じているので、やはり演奏姿勢も固まり気味。足も膝をピンと張ってしまっています。
同じところを間違えてばかりでも、「わはは〜、また今度」と笑い飛ばしてくれていいですし、先に進みたければ、どんどんやりたい曲を主張してください。私の指導がおかしな点があれば、「先生、それ違ってるんちゃいます?」と言ってもらえると、私も修正できて助かります。
社会人ともなると色んなしがらみのなかで、自然体でいることは難しいかもしれませんが、ヴァイオリンを弾く時だけは本当の自分でいてほしい。
格好つけずに、自然体で楽しんで欲しいです。


