課題曲を与えられて、それを1週間、自宅で個人練習して、レッスンに臨みます。
お家での自主練習に、よほど自信があったのでしょう。
今週のレッスンでは、
「先生、この曲、一人で弾けるようになった!一緒に弾いてくれなくていい」
と強気発言する女の子。
また、来るなり、長くて難しいフレーズを、得意げに一気に弾きとおす子もいました。
しかし、自分ではできているつもりでも、たまにそれが勘違いであったり、練習の方向性が間違っていたりすることがあります。
それを私がレッスンで細かく指摘すると、とても傷ついて、がっかりするよう。
いつも楽しみにしている御褒美のキャンディーももらわず、意気消沈して帰る子。
目に涙をいっぱいためて、楽器を挟んだまま立ち尽くす子もいました。
きっと、かっこいい曲を少し弾けるようになって、自分で得意になってしまたのでしょう。何回も弾くうちに気持ち良くなって、基礎がおろそかになってしまっていることはよくある話です。
私も、せっかくの練習が仇になってしまう気持ちはとても良く分かるので、指摘する側も心が痛みます。
しかし、実力のある子、ヴァイオリンが大好きな子、だからこそ、そういう勘違いがあるもの。
こちらも彼女たちにには期待していますので、これにめげずに、謙虚な気持ちで練習に励んで欲しいと思います。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
という言葉があります。私の好きな言葉です。
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