うちの教室には男の子も女の子も、クラシック音楽が大好きな子供達がたくさん習いに来ています。
「教育にいいから、クラシックを好きになりなさい!」と誰かに命令されたわけでもない。
どうして、難解とされるクラシックに親しみが持てるのでしょうか。
その理由の一つには、どの家庭もご家族が揃ってクラシックファンというのがあります。
〜パパがクラシックお宅で、CDを毎日聴いている〜
〜ママが昔、オーケストラでビオラを弾いてて、音楽が大好き〜
〜ピアノの名手であるパパに憧れて〜
〜家ではいつもラジオのクラッシック局を聴いている〜
〜送り迎えの車のCDはご両親の趣味のクラシックCDが流れている〜
〜月に1回はコンサートを親が見に行くのでついていく〜
などなど。
「あっ!これはパパが聴いてたあの曲や。」「大好きなあの曲を弾いてみたい

」という気持ちが、子供たちのレッスンの原動力になっているように思います。
私も小さい頃は、家族の影響でいつもサンサーンスの「子供のアルバム」、プロコフィエフの「ペーターと狼」、ヴィヴァルディの「四季」。食事中や余暇の時間にはいつも、音楽が流れている生活。お正月にはウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴いて育ちました。
この前の木曜にレッスンに来た、大学生の男の子。
とてもよく練習するし、指周りも早く、譜読みも早い。
ところが、もったいないことに、「リズム感」「テンポ感」が苦手なようです。
そこで「家でクラッシックとか聴く?」と聞いてみると
「いいえ、あまり。。葉加瀬太郎は聴くんですけど。。
でもクラシックが嫌いというわけではないんです。ヴァイオリン教本の曲を弾くと、その曲は好きになる。でも、いざ、何か別のクラシックを聴こうと思っても、何から聴いたらいいか分からない。」
今回のレッスンでは、日本にはない「ワルツ」のリズムに随分、手こずっていました(^^ゞ
幼少時に静かな田舎で暮らした人が、都会生活の中でも静けさを求めるように、小さい頃に耳に触れたものは、その人の体に染みついて離れないもののようです。
なかなか子供が音楽に興味を持ってくれなくて。。
という方は、ご家庭で自然にクラシックに親しめるような環境を持つことも、大切なのではないかなと思います。
「今からこの曲を流すから聴きなさい!」というと重いので、ごく自然に日頃からクラシックが流れている環境を作ってあげると、子供も自然に音楽に親しんでいくのではないでしょうか。